歩く

ジャニーズで生きてる

KAT-TUNの田口くん





あまりに突然の出来事に、うまく言葉にすることは出来ないかもしれませんが、とにかく今の想いを吐き出させてください。



前の記事でも少し言ったように、私はV6とKAT-TUNの掛け持ちをしています。
KAT-TUNを好きになったのはV6よりも後で、ちょうど田中くんが脱退する前後でした。しかしその時はまだぼんやりとした「好き」で、その出来事は衝撃でしたがどこか遠いものでした。事実当時はほとんどコンサートDVDも見ておらず、CDすら買っていませんでした。
初めて買ったKAT-TUNのCDは楔でした。つまり、情報としては6人と5人のKAT-TUNは知っていますが、私の記憶にあるのはほとんどが4人のKAT-TUNでした。


先日のベストアーティスト、リアルタイムで見ていました。ジャニーズが歌うのを楽しみにしていました。ジャニーズWESTから始まりHey!Say!JUMPまで、本当に楽しかったです。

そして出てきたKAT-TUN。赤いロングコートを着ていてロングコート厨の私ははしゃいでいました。硬い表情で田口くんが話し出すまでは。
言葉はあまり頭に入って来ませんでした。ただ自分の指先が冷えていくのがわかりました。いつ「ウソウソカワウソ」っていつものように言ってくれるのだろうと、そればかり考えていました。
震えが止まらなくなったのは亀梨くんが話し出した時でした。脱退する田口くんより声も手も震えていました。それを見て漸く「あぁ、本当なんだ」と実感しました。

その後すぐに始まったDoA。すごい正直に言えばその時の私にはDeadの文字しかなかったです。
亀梨くんも、上田くんも、中丸くんも、声が震えていて、いつも安定した歌声を聴かせてくれるKAT-TUNが、本当にそういう状況になっているのだと改めて感じました。特に亀梨くんは歌に想いを叩きつけているように思いました。

4人のKAT-TUNの活動初期は、これまでに空いてしまった穴を全員で埋めるように、そしてそれ以上に成長するために、一生懸命だと感じていました。
一生懸命になるあまり笑顔のなかったメンバーを笑顔にしたのは、他でもない田口くんだったと思います。田口くんの笑顔がメンバーを笑顔にしていました。

最近は4人でいる安心感みたいなものを感じていたのですが、いつからそうではなくなっていたのでしょうか。いつから田口くんは、今回のことを考えていたのでしょうか。いつからファンの前でそのことを隠していたのでしょうか。なんで。どうして。
そんなことをぐるぐると考えていた時、思い出したのがquarterコンで泣いた田口くんの姿でした。あの場に私はいました。ど新規の私は彼がファンの前であんなふうに泣いているのは初めて見ましたし、驚きましたが、その時はこれまでのことを思い出してのことかと思っていたのですが、今考えるときっと今回のことが関係しているのでしょうね。

私の中で、彼はKAT-TUNを1番愛している印象でした。しかし、KAT-TUNの10周年という記念の節目に脱退という答えに至ったことが残念でなりません。そして、そうなった理由をきちんと話す場を持って欲しいと思っています。

春、田口くんが脱退して3人になったKAT-TUNもきっと、私は今と変わらず応援し続けると思います。
笑顔のKAT-TUNが大好きです。これまでの、4人の笑顔が嘘だったなんて思いたくありません。全て本当だったと信じたいです。彼らの笑顔を見て、私も笑顔になっていたのだから。

どうか、彼らが笑顔の10周年になりますように。